開院50年目

当 かしわ整骨鍼院は2月24日で開業50年目を迎えました。

1976年(昭和51年)柏保健所に柏整体研究所と開業届を出しました

折りしも世の中は田中角栄氏が闇将軍と言われるロッキード事件の年でもあり

又、今も放送されている徹子の部屋が始まった年でした

柏市あけぼの町の初めての院は

柏駅西口高島屋前の道を進み、6号線に出て渡り、右方向に進んだ先の3階建てのマンション一階のテナントでした。

当時の六号線は片側1車線で舗装もしっかりした感じではなかったです。

8.5坪の院内にベッドを二台並べた治療室で、日曜はカイロプラクティック、オステオパシー、鍼灸の研修会、セミナーと過ごし休みがほとんど無い日々でした。

整体治療も当時と今では考えかたに大きな変化がないと思いますが、治療テクニックは変わりました

又、当時の酵母温湿布は、ガスコンロに大きな鍋を乗せて酵母湯を沸かし、軍手にゴム手袋をはめて手絞りにて患者さんの体に乗せてました。

今は40年近く全自動の加温脱水式タオル絞機がなんとか働いてくれてます。

全てに一生懸命の20代半ばの年齢でした。

それから3年半後の昭和54年の夏に南柏西口駅前ビルの3階に移転しました。

南柏駅、柏よりホームの真ん前なので、時々ベランダ下の方から患者さんの呼ぶ声が聞こえたりしました

前の院は車の音がうるさく聞こえ~今度は電車の音にぎやかですね~と言われました🙇🙇

駅近だし陽当たりも最高だし同じビルの住人も皆いい人たちだったのですが~

あの2011年(H23)東日本大震災の時にビルが凄まじく揺れ、それを機会に移転を考え、

現在の場所に引っ越し50年目を迎えました。

これからも

かしわ整骨鍼院に来られた患者さんの苦痛を取る事だけでは無く

病いのタネを取り除き、病いを未然に防ぎ、病気にならない体づくりめざし

お会いした人との縁を大事に、この方のこの先の人生の健康を造る事が使命と念じ

細く長く現役を貫いていこうと思っています